今回の記事は『働く先を探して目下就職活動中の求職者のあなた』に向けた記事です。

「面接が苦手で面接官・採用担当者にいい印象を与えられていないかもしれない…」とお悩みの方、いらっしゃいませんか?

今回の記事では、面接官・採用担当者の立場から見た面接際に重要視しているポイントを解説したいと思います。小手先の面接テクニックではなく、就職活動における重要かつ基礎的な内容となります。面接慣れしている方も、初心者の方も、是非この機会に一度立ち止まってみてください。

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面接前に確認しておこう

チェックイメージ

大企業と中小企業で異なる点

面接とはいっても、大企業と中小企業とでは、企業側が求める人間像にかなりの開きがあります。大ざっぱにいえば、大企業は「協調性がある常識的な人物」を欲する傾向が強く、中小企業は「ガッツあふれる野心家」を望む傾向があるといえるでしょう。

そのどちらかなのかは、企業のWebサイトをよく見ていけば判断が可能です。そして、面接時には自分がどちらのタイプなのかをアピールすれば、面接担当者の目を引くことができるというわけです。

ボディーランゲージは効果的

礼儀正しく話すのは大切ですが、あまりにもかしこまり過ぎても「面白くないタイプだな」と思われかねません。そこで有効なのが「ボディーランゲージ」です。会話の際に身振り手振りを入れるのが意外に効果的なのです。

あまりに大げさな動きは禁物ですが、会話の中で強調したい部分は腕や手を適度に動かして表現すると、相手の頭の中に具体的なイメージをインプットすることができます。これは「二人のうちどちらにするか」という最終選考の際にプラスに作用する可能性が高いのです。

面接官はあなたのホンネ、あなたの本当の想いを探っている

特に新卒・第二新卒の場合、企業側は求職者に対して「即戦力になる人材を!」なんて思っていることはほぼありません。見ているのはあなたのポテンシャル。そう、小手先のテクニックではなく、どのように仕事に対して向き合っていくか、どれくらい将来性があるか、仕事に対する熱意や責任感はありそうか、などを探っています。

そのためにありとあらゆる方法を用いて求職者を振るいにかけ、それに生き残った人材を採用するというわけです。見ているのは今あるスキルそれだけでも、資格だけでもありません。あなたのハート、想いを探っているということを心得ておきましょう。

面接の場で思ってもいないのに「御社の社風に惹かれて…」「風通しの良さそうな職場に魅力を感じて」などと言っていませんか?そんなことは他の求職者の95%の人が言っていることです。そうではなく、あなたが「なぜ」この職場に応募したのか、企業の「なに」に魅力を感じたのかをキチッと言葉にすることが大事です。

 

「志望動機」は先手必勝

若者イメージ

面接担当者が、目の前にいる求職者に最も聞きたいのは「君、本当にうちの会社で頑張ってくれるの?」という質問です。もちろん、このようなストレートな質問などはありません。ということは、求職者の方から先手をとるのが有効なのです。

面接担当者が聞く質問で多いのは「志望動機」です。これを聞かれたら、即座にその企業の理念や社是、特徴などを短く述べ、自分が企業の理念に合った業務をどのように成し遂げたいかという希望を語るのです。面接担当者は感動してチェックシートに二重丸を付ける可能性が高まりますね。

 

趣味や特技で相手に強い印象を与える

趣味や特技などもよく聞かれる質問です。この質問で面接担当者は求職者の性格や行動力を探っているのです。つまり、企業側にとってプラスとなるようなタイプなのかどうかを知りたいわけですね。

したがって「趣味は釣りです」とそっけなく返事するのではなく、「友人たちとよく磯釣りに行きます。あえて流れの早い場所でやるのが好きで、難しい方が大物が釣れた時の喜びが大きいですから」と答えると、相手に好印象を与えることができますよ。

ここで重要なのが、あくまでも本当の趣味や特技について語るということです。好印象を持ってもらう為に無理に会社や業務に関連する話をしてしまうと、うそが見抜かれてしまい逆に悪印象や薄っぺらな印象を持たれてしまうようなことも、、、

無理に取り繕わず自分のことをより深く知ってもらえるような返答を心がけましょう。

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面接で質問があるかと聞かれたときはどうするべき?

先輩後輩イメージ

面接で応募者から質問を聞き出そうとする真意はドコにある?

面接の最後に面接担当者から、求職者に対して「何か聞いておきたいことはありますか」と質問を促すことがありますが、これは求職者が会社のどのようなことを気になる性格なのかを知るため、もしくは何に趣を置いて働きたいと考える人間なのかを知るためと言われています。

「なんでも聞いていい」と言われたら正直に質問してもいい?

求職者に質問をするように促す場合、面接官は「何でも聞いてください」などと笑顔で言います。そこまで言われると素直にどんなことでも聞いて良いのかと考えてしまうものです。

たしかに何を聞いても良いと言われているわけですから、どんなことを聞いても顔をしかめられることはありません。そのため、給与や直近のボーナス、残業状況、有給の取得状況、社内の雰囲気など、突っ込んだ質問をしても問題ないとされています。

ただし、いかにも「何か質問しろと言われたので無理やりしました」というような質問は、面接官に見透かされますので、お行儀よく「御社の将来のビジョンは?」などと聞くよりも、人間らしい質問をしたほうが心象が良いという意見もありますので、本気で気になることを聞いておきたいものです。

気になっても面接では聞かないほうが良い質問は?

何を聞いても良いと言われたために、本当に何でもかんでも質問してしまう人もいますが、中には聞かないほうがいいことも2つほどあります。

ひとつは会社にとってマイナスなことです。たとえば新聞記事などにマイナスな事柄が書かれていたとしても、そこを突っ込まれても社員としては応募者にどう対応するべきか迷うところです。そのため、気になっていたとしてもそこはスルーしておくのが無難です。

また、社員のプライバシーに関わるような質問も避けたいところです。社内の恋愛事情などがその一例です。このような質問は入社してから聞くのがベストです。

このように転職者と言えども新卒採用時のような面接を受けることになりますが、新卒採用の面接からだいぶ時間が経過しているからこそ、そのマニュアルも忘れかけているはずです。これから転職をおこなうのであれば、こうした基本的な部分も思い出しましょう。

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まとめ

面接は希望する会社と初めて直接コミュニケーションと取る場であり、その結果次第で自分のキャリアが変わると思うとどうしても緊張してしまうものです。

だからこそ面接に臨む際には事前の準備と心構えが大切になります。

これから面接に臨むという方は悔いを残さない為にも万全の準備と対策をして臨むようにしましょう。