■風通しのよい職場です
■がんばった分だけしっかりと評価するシステムをご用意しています
■アットホームな職場です
■教育にも力を入れていますので未経験者の方も安心です
なんだかどこかで見たことがあるようなテキスト…企業店舗で人事や採用をご担当されている皆さん求人媒体に一度くらいはこういう文言、書いたことありませんか??(笑)「競合他社や業界的にこういう表現が一般使用されているからウチも使っている」もしかしたら、その求人テキスト、伝わっていないかもしれません…このようなあまりにも使われ過ぎた表現は、ふわふわっと軽〜い印象を求職者に与える反面、あなたの会社店舗に応募する明確な理由付けにならないという恐ろしい側面も同時に持っています。
今回の記事では、採用や求人テキストの執筆にお困りの担当者の皆様のために「応募を促進する上手な求人テキストの書き方を3つ」ご紹介していきたいと思います。
上手な求人テキストの書き方1:根拠を具体的に書く
例えば、記事冒頭に書いてある「アットホームな職場です」のフレーズ。これを見て「あ、この会社はアットホームな職場だから安心だ!!応募しよう!!」と思ってくれ求職者が果たして何人いるでしょうか?きっと極少数ですよね。理由は簡単、アットホームな職場である「根拠」や「具体性」に欠けるからです。
では、このようにリライト(書き直し)してみるといかがでしょう?
【リライト前】
アットホームな職場です!
【リライト後】
週二回はみんなでカフェランチ!もちろん参加は強制しませんよ♪
受け取り方は人それぞれかもしれませんが「アットホーム」という言葉の具体性が増しました。特に紙媒体の場合、文字数制限がありますのですべての媒体で応用できるというわけではありませんが、こういったちょっとした工夫が求職者の心を揺さぶります。
上手な求人テキストの書き方2:偽らないこと
たくさん応募を得たいがために、本来取り組んでいないような研修の情報を載せてみたり、残業まみれなのに残業なしと記載してみたり…そんな風にどうしても書いてしまうことって、ありますよね?人事採用担当の方も結果を求められます。そのために、悪いとは思いながらもそんな風に筆が進んでしまったり…この場合で多いのが、入職後すぐに求職者が離職してしまうパターンです。
転職エージェントにも高い成果報酬を支払って(通常は数十万かかる採用成果報酬も、はたらくぞドットコムは一律たったの8万円)、かつ手間暇気遣いかけて採用した人がすぐに退職してしまうことは大きなリスクです。さらに、面接時と入職後のミスマッチが大きければ多いほど、それを第三者に流言されてしまう可能性もあります。偽らず、正直である姿勢は、採用のみならず大事なことですよね。
上手な求人テキストの書き方その3:声にだして読んでみる
ちょっと強引な力技にも見えますが、実はとっても大事なことです。書いてみた求人テキストを、ちゃんと声に出して(黙読NG)読んでみることです。文法のミスや誤字脱字がなく、うまく構成されている文章はとても音読しやすい特徴を持ちます。逆に言うと、声に出して読みにくい文章は、脳内でも発声がしにくく、なんとなく居心地の悪い印象を与えてしまいます。「求職者は、脳内で求人テキストを音読している!」と心得て、是非実践されてください。
まとめ
なかなか難しい求人テキスト・求人コピーの書き方。上記の「根拠を具体的に書く」「偽らない」「声に出して読んでみる」を実践するだけで、もしかしたら媒体からの反応が変わるかもしれません。テキストでお困りの人事採用担当者の皆さん、是非参考にされてみてくださいね。