こんにちは、福岡特化型の求人サイト、はたらくぞドットコム広報部です。3月も中旬にさしかかり、ずいぶんあたたかくなってきました。春眠暁を覚えずなんて言いますが、ランチのあとはふわふわと眠気が…なんてこともありがちなこの季節。でも、新卒の入社や春採用を強化している企業店舗さんにとってはそんな悠長な事は言っていられない超繁忙期!しかも、新卒は将来的に会社の中核を担っていく重要な人材です。最近は「新卒社員がゴールデンウィーク明けに4人もやめてしまった…」なんていう、こちらとしても心が痛くなるお話もお聞きます。そこで、この記事では、新卒社員や若手に人気の福利厚生・社内での取り組みをされている事例を5つ紹介していきたいと思います。ぜひ参考にされてみてくださいね。
取り組み1:誕生日には公休プラス2日!バースデー休暇で会社からお祝いを
福岡市内の企業様で実際に取り組まれている事例です。通常、会社の公休日は月単位で決まっていますよね。公休8日、9日、12日…。はたらくひとにとって、休みはもちろん多いに越したことはありません。会社にとっては社員に休みを取られすぎると業務の進捗に関わってくるところですから、安易に公休を増やすなんてことはなかなかできません。その一方で、少しでも社員のライフワークバランスを充実させるために、誕生日月のみ追加で公休をプレゼントしている企業店舗様が最近増えてきています。具体的には、誕生日月に公休をプラス1〜2日付与するところが多いようです。公休追加が難しい場合、有給を取りやすい環境を用意してあげるなどの工夫をしてみるのもいいかもしれませんね。
取り組み2:社員旅行より旅行券!?
「日頃の労いの意味を込めて、ドーンと会社負担でハワイに社員旅行!」。確かに、旅行費用を負担している会社側からすると、社員は喜んでもらって然るべきといった前提がおありになるかもしれません。しかし、近年は、公私をキチッと分けて、会社側にのめり込みすぎることを嫌う若者が増えているのも事実。「結局上司に気を遣ってしまうから、社員旅行はほぼ仕事」と感じている若手も少なくないみたいですよ。こちらも福岡市内の企業様が実際にされている取り組みですが、社員旅行ではなく、年に一回、旅行券を1〜3万円/社員ひとりに付きをプレゼントしている事例があります。少し悲しい気もしますが、確かにはたらく側からすればともだちや恋人、家族と自分の好きなところに旅行券を使って旅ができるわけですから満足度は高いかもしれませんね。直接的な話をすれば、社員旅行より旅行券プレゼントの方が圧倒的に経費も浮きますしそこにかかる手間暇も少なくなります。
取り組み3:退職から1年以内なら無条件再採用!
こちらも近年見られるようになってきた取り組みです。退職日から通算して1年以内であれば、履歴書の送付、面接など一切なく無条件で再採用するという「無条件再採用」を推進している事例があります。最近、転職のスパンもどんどん短期間化しており、焦って転職したもののやっぱり元の職場に戻りたいと思う若手も少なくありません。そこでこの無条件再採用。退職からの期限や少し条件をつけるなど、御社の採用形態に合わせてカスタマイズして取り入れてみるのもいいかもしれませんね。会社にとっては採用広告費もかけずに会社のことをしっておりかつ実務もこなせる超即戦力が手に入るわけですから願ったり叶ったりです。
取り組み4:社内環境を快適に。社員向け無料ドリンクサーバー
会社に自動販売機を置いているけど、社員がそれぞれ自分のお金で購入している。何の変哲もないことですが、社員向けに無料のドリンクサーバーを用意して労働環境をより快適にしている企業様も増えています。検索大手のGoogle、Yahoo!も社員の健康管理までしてくれる社員食堂など有名ですよね。もちろん経費がかかることですから採算性についてはしっかりと検討する必要がありますが、年々莫大に膨れ上がる求人広告費を考えると社内環境にしっかりとメスを入れて、より快適で過ごしやすい環境を用意し、より長く従業員の方に働いてもらうよう取り組んでみるのもいいでしょう。
取り組み5:昼寝しないと怒られる?午睡(ごすい)推進企業
こちらは福利厚生というより社内での取り組みに近い内容になります。お昼ごはんを食べてふわあと眠たくなる時間帯、特に午後1時から午後3時までの間にいわゆる「午睡」の時間を設けている企業様があります。時間にして30分程度。これだけで作業効率がぐんとアップするのと、社員のストレス解消、リフレッシュにもつながりますので大変おすすめです。最近この午睡の取り組みは進学校や有名私塾などでも多く取り入れられるようになっており、その効果が認められています。
まとめ
時代が変われば新卒のニーズも変わります。10年以上求人事業を運営しているはたらくぞドットコムから見ても、最近明らかに福利厚生やライフワークバランスを重視する求職者が増えていると実感しています。上記の事例を参考に、御社らしい福利厚生やユニークな社内制度を用意して、1件でも多くの応募獲得と、1日でも長く社員さんが働いてくれる環境を用意しましょう!