バブル期以来と言われている超売手市場の昨今、いよいよ2020年度の就職活動も本格的に始動しますね!そこで福岡特化型の求人サイト「はたらくぞドットコム」から、就活生のみなさんへお届けする記事です。
就活にあたって、どんな企業を選んでいますか?「一緒に働きたい」と思える先輩がいる会社?「好きになれそうな企業」であること?どれも正解のようですが、それだけでは長続きする仕事を見つけるには足りないのです。
実際に3年以内の新卒社転職率は4割を越えており、潜在的に「辞めたい」と思っている人はもっといることになります。
なぜそうなるのか?それは、就活の段階で会社をうまく見極めきれていないために起こるのです。よかれと思って就職しても、会社に慣れ仕事を覚えるうちに「こんなはずじゃなかった」と、違和感を覚えてしまうのですね。
転職が当たり前の時代とはいえ、やっぱり学生は「一生働ける仕事」を希望しています。それには自分の将来の夢を現実に描き、それを実現するためにどんな企業が良いか?という視点を持つことです。仕事ですから、いいことばかりはありません。ですが、将来の夢を実現するために必要であれば、乗り越えていけるのではないでしょうか。
エントリーシートは、何のためにあるのか?
現在ほとんどの企業が「履歴書」ではなく「エントリーシート」による募集を行っていますね。さて、では企業は何のためにエントリーシートを実施しているのでしょうか?
基本中の基本としては、文章としてきちんと成り立っているか、誤字脱字がないか、空白の目立たない適度な文章量があるかということを見られます。
さらには、文章力として文体を始めとしたストーリー性と表現力、読み手を意識して書かれているかといった内容であるかということ。やたらに自分アピールばかりしているものや、信憑性に欠ける内容のものは面接官にとってあまり良い印象ではないようです。
大手企業であればあるほど、面接官は多くのエントリーシートを読む訳で、その中で目を引こうと思えば様々な工夫が必要です。それを文章だけで行うのですからやはり文章にセンスとテンポが必要になってきます。そして「他とは違う」と思わせる内容であることも重要ですね。
それには、まず差別化とは何か?ということを的確に知ることです。自分では当たり前と思っていたことが意外に少数派だったり、その逆もあり得ます。普段と違った視点で生活してみましょう。また、あなたが持っている情報のソースを探ってみることです。あなたが持っている情報は、他の方も簡単に入手している情報であるはず。一歩も二歩も掘り下げてみれば、同じ情報でも自分なりの解釈を加えられ、目を引くエントリーシートになれるはずです。
面接での有効な自己アピールとは?
いよいよ面接です。緊張しているのは皆同じなので、そこからどのように自分を売り込んでいくかにかかっています。
そこで、面接官の視点からのよいPRとは「自分のマイナスポイントも踏まえた上でプラス部分のPRをすること」です。
通販番組で良いところばかりやたらアピールされてつい買ってしまい、実際に使ってみたら「こんなはずじゃなかった」と買ったことを後悔するということはありませんか?慣れた面接官は、いいことばかり言う自己アピールに「怪しい」という目を向けるものです。
欠点のない人間はいません。自分の弱点も含めた良いポイントPRをすることで、会話が膨らむ面接になります。
良い印象を持ってもらうには、いい所ばかりをアピールしすぎず、結局最終的にはちゃんと良いところのアピールができることです。矛盾しているようで、この駆け引きが面接官の印象に残るのです。
面接官は「うちに入社したらどんな社員になるか?」ということを見ています。調子のいいことばかり言う中味のないヤツより、自分の短所もちゃんと把握した正直で誠実なヤツがいいのです。
そのためには、客観的に自分を見つめ、どうアピールしたら良いかじっくり考えてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?就活は企業説明会、エントリーシートの段階からすでに競争が始まっているのです。
テクニックやマニュアル通りでなく、自分なりの考えを持っている人が、企業側の印象に残りやすいのは間違いありません。
あなたの就活を、応援しています!