こんにちは、福岡特化型の成果報酬型求人サイト、はたらくぞドットコム広報部です。満開だった桜もチラホラと散り始め、春からの新生活にも締りがではじめる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて今回の記事では、求人票の作成、特にその中でも重要となってくる「文章」についてまとめていきたいと思います。多くの企業店舗様がインターネットサイトや求人雑誌、新聞広告、ハローワークなどに求人票を出されていることと思います。求人票、つくるのって大変ですよね。はたらくぞドットコムにも「どのようにしたらうまく会社のことを求職者に伝えることができるか」「応募を獲得するためにどのようなテキストを書いたらいいか」といった相談が多く寄せられます。そこで、今回は現役コピーライターが実践する求人票を作る際にも十分に活用できる文章術を三つ、ご紹介していきたいと思います。それでは早速内容に入っていきましょう。
求人票が読まれない?キャッチコピーで求職者の目を引く方法
どのような求人媒体であっても、求人票のタイトル(主題)と求人票冒頭に表示されるキャッチコピーを掲載するケースがほとんど。でも、求人や採用を担当されている方は、その道のプロであってもライターではありません。「このタイトルでいいのかな?」「競合他社もだいたいこんなキャッチコピーだからこれでいいか」と何が正解か、何が間違っているかもわからないまま求人票の作成を進めている担当者の方もいらっしゃることでしょう。特に求人票に掲載するタイトルとキャッチコピーはファーストビューで最初に求職者の目に入る重要な部分。星の数ほどある求人票の中でキラリと光るタイトルキャッチコピーが作れれば、求職者の注目を集めることができる事うけあいです。では、求職者の目を引くキャッチコピーの作り方や求人票の書き方のポイントを三つ確認していきましょう。
文章術1:否定や逆説的なキャッチコピーで注目を集める
一般的に普通とされていること、普遍的であると思われていることを否定し、キャッチコピーを作る方法です。例えば、こういった求人コピーなどが実際に掲載されています。
「応募必要条件はありません。」
「ようこそ、ブラックな企業へ。」
「人件費が余っているので追加の募集を開始します」
これら実際に使われているキャッチコピーですが、一般的なものと違うということはすぐにお分かり頂けることでしょう。例えば、一般的に求人広告や採用担当者がとにかく避けたい「ブラック企業」という表現を「ブラックな企業」と言う表現に書き換え、あえて利用することで強烈なインパクトを与えています。仕事を探している人からとっても「ん?なんだ?」と疑問をなげかけることは間違いないでしょう。
人間は一般的に認知されていること、常識とされていることが否定されると違和感を持ちます。そして、その違和感を解消したい、このもやもや感をすっきりさせたいと思い、その答えを探そうと求人票の詳細まで読み進んでいくのです。高等なテクニックではありますが、是非方法の一つとしてご検討頂ければと思います。
文章術2:具体的数値で信ぴょう性を高める
例えばAとBの給与条件を見た時、あなたはどちらがより具体的であると考えるでしょう。
Aの場合
給与:月収20万円〜35万円(経験や能力に応じる)
Bの場合
給与:月収20万円〜35万円(月収例 新卒1年目20万円、主任職5年目29万円、管理職8年目 34万円)
当然ながらBの方に具体性を感じます。それとともに、将来性やキャリアを示すことも可能です。どの業界においても共通していますが、給与が高ければ高いほど応募も獲得できますし、どんな上手なキャッチコピーよりも「初任給50万円」の方が強烈に学生求職者の目を引くことは明らかです。「キリのよい数字でなんとなく」がいちばん問題です。より具体的に詳細な数字を末1ケタまで具体的に記載することで真実味や信ぴょう性が高まります。
文章術3:あいまいな表現で満足しない
よく求人票で見かける「風通しのよい職場です!」というフレーズ。あなたが就職活動をしている時を思い出しながら考えてみて下さい。なんとなく、風通しのよい職場だから人間関係がいいのかな?自分の意見も提案しやすいのかな?なんて思っていた事でしょう。でも、「?」が消えることはないと思います。理由は簡単で、風通しのよい職場です!と、当の企業から言われたとしても真実味に欠けるからです。風通しのよい、ということばを具体化することで求職者はその会社の内情をイメージしやすくなります。ヒントとしては、「風通しが良いからこういうことが社内で取り組まれている・こういう現象が起きている」ということをまとめられるといいでしょう。
まとめ
求人票の書き方いかんで求人票に対するレスポンスも大きく変わってきます。上記の3つの文章術を参考に、是非応募の殺到する求人票を作成してみてくださいね!!