梅雨真っ只中で、気分まで沈んでいませんか?外回りの営業職は大変な時期ですが、実は雨の中わざわざ足を運んだことで話を聞いていただけることもあり、意外にビジネスチャンスなのですよ!
さて、日本全国を見ても、世界中から今や福岡は羨望の眼差しを浴びています。それは、住みやすい都市世界ランキングの上位だから。実際に転勤で福岡へ住み、「マンション買っちゃった」「家建てちゃった」という話もよく耳にします。
今や東京よりも人口増加率の高い福岡で、ずっと働く方法はあるのでしょうか?
まず、そもそも企業が転勤を行う理由を探ってみましょう。経費がかかるはずの転勤をさせるのは、一つには組織の活性化、そして社員のスキルアップのためです。
また、事業拡大・縮小に伴うもの、左遷といったありがたくない転勤もありますね。
基本的には就業規則に転勤規定がある場合は、転勤の辞令を断ることは難しいと考えてください。正当な理由があれば考慮されますが、ただ「行きたくない」という理由では断れません。転勤を拒否する場合は、懲戒処分や退職を覚悟しましょう。
就業規則にあるのに転勤を断れるのは、介護や育児といった家庭の事情か上司によるパワハラの可能性がある場合です。
転勤は断れない?転勤の多い会社の特長
全国展開の企業は定期的に転勤があることが多いようです。特に金融業や商社は特定の人脈を作らせないという目的からの転勤も。
ただし、同じ金融業でも地方銀行などは店舗のある地域が限られており、転勤があっても家から通える場合もあります。
また、業界に限らず求人に転勤の有無で雇用形態や給与が変わると表示してある会社は、転勤があると思っていいでしょう。
この場合は「転勤なし」を希望して入社すればいいのですが、「転勤あり」より給与が低い設定であるのが常です。
他には、面接時に「転勤できますか?」と聞かれたら、その会社は転勤を前提とした会社であると言うことができます。とにかく就職したい一心で「はい」と答えてしまうと、いざ転勤を言い渡された時に断れなくなってしまいますので、よく考えて返事をしましょう。
転勤がある会社であっても、最初に「転勤なし」を条件に入社すれば、転勤を断ることは可能です。しかしながら、条件入社でない場合、転勤があるとわかっている、もしくは就業規則に書いてあるのに転勤を断ることはかなり厳しいと認識してください。
転勤のない会社の特長とメリット・デメリット
では、転勤のない会社はどんな特長があるでしょうか?
・中小企業である(社員10名以下)
・他に事業所がない、または狭いエリアにしかない
・事業自体に転勤の必要がない
このように、大企業ではなく中小企業であれば転勤の可能性は限りなく低くなります。また、ネットメディアの運営や在宅ワークを認めている会社などは、仕事をする場所を選ばないために転勤もほぼないと考えられます。
転勤なしでも、高い年収を得ることはできますし、どんな業種や職種でも転勤のない働き方を認める企業もあります。ただやはり、全国展開をしている企業で転勤ありとなしを比べると、どうしても転勤なしの方が給与が低くなる傾向にあります。
転勤なしのメリットは、「家族と一緒に住める」、「顧客と長いお付き合いができる」といった、社会生活を送る上での人間関係にあります。
反対にデメリットは、「給与が低いことがある」、「仕事がマンネリ化しやすい」、「人間関係がこじれるとやっかい」といったことが挙げられます。
メリットでもあった人間関係は、デメリットにもなり得るということですね。
転勤のない仕事を探すなら、全国に店舗がある飲食業や小売業、保険会社や銀行といった金融業を避け、「福岡 転勤なし」で検索してみましょう。
まとめ
転勤することで昇格ということもあるため、メリット・デメリットをよく考えてみましょう。どこの地で暮らすかは、本当に大きな選択ですので大切にしてくださいね。