夏休みに入りましたね。記録的な猛暑が続いていますが、体調にはくれぐれも注意してくださいね。はたらくぞドットコムでは、福岡の求人でみなさんを応援しています。
さて、今回は面接での求職者の何を見れば優秀な人材を取りこぼすことがないかについて考えてみましょう。
アンケート調査によると、実際に面接官が見ている求職者のポイントの上位は、「第一印象」「スキル」「受け答え」となっています。そして意外に見ていないのは「転職理由」や「志望動機」。営業職や販売系など、確かに第一印象が大切なのは理解できますが、ITなど技術系でも第一印象は重要視しているようです。
ところが、人事担当者の悩みの尽きないのが「ちゃんと面接をしたはずなのに、優秀な人材を採るのが難しい」ということです。もしかしたら、面接でずれたポイントを見てしまっているのかもしれません。そこで、面接で優秀な人材を見分けるポイントを考えてみましょう。
重要視すべきポイントとは?
転職理由はあまり重要視していないというアンケート結果が出ていますが、それは優秀な人材を見逃している可能性があります。
まずは、求職者に前職の話を聞いてみましょう。そこで成功体験などのポジティブな話が出てくる人は、見込みがあります。なぜなら、仕事に対して前向きでやりがいを持って行っていたと思われるから。つまりは、転職先でもやりがいを見出して前向きに物事に取り組もうという人物であると言えます。
逆に前職に対してあまり話したがらない、もしくはネガティブな話が出てくる人は、不満を募らせやすいタイプかもしれません。
そして、成功体験が出てきた場合は、もっと掘り下げて聞いてみましょう。その中にこそ、求職者の隠れたスキルや得意分野がわかるヒントがあります。またその時は、表情にも注目しましょう。例え前職のことであっても、キラキラ輝いた瞳で語っているかどうかで、心から仕事にやりがいを感じていたかどうかが伺えます。
前職に情熱を持って取り組んでいた人は、転職後も新しい仕事に喜びを見出し、積極的にやりがいを求めて取り組むことのできる人である可能性が高いと言えますね。
このことは、経験者だけでなく未経験者であってもヒアリングできる内容なので、何を話すかだけでなく声のトーンや表情の明るさまでしっかり観察してくださいね。
伝達力の重要性
転職ともなれば、即戦力を期待しての前歴やスキルが重要視されるのは当然でしょう。
しかしながら、未経験者の中に実は優秀な人材が隠れていたりするのです。それを見抜くにはやはりその人の「経験」を聞いてみることをオススメします。
企業側にとって「未経験者=異業種からの転入」ということになります。つまり、斬新なアイデアや伝統的な常識やあまり意味のない慣習を打ち破る力を持っていたりするのです。
未経験者の中からそのような人物を見抜くには、その人の経験を十分に聞き取ることです。この業界は未経験でも、必ず何かしらの経験があり、その経験は例え異業種でも必ず活かすことができるはずです。
そしてもう一つは、求職者の伝達力を見ることです。一度にたくさんの応募者と会う採用担当者は、スキルがあっても伝え下手な人には心を動かされることはないでしょう。
逆に、伝える力が優れた人は、仕事においてもプレゼンテーション能力が高く、優秀である可能性が高いです。
面接で「この人気になるなぁ」という印象に残る人は、伝達力の高い人かもしれません。採用担当者自身の自由な発想とマッチング力で、求職者の隠された能力を見出して、優秀な人材を取りこぼさないようにしてくださいね!
まとめ
面接にチャンスがあるのは企業側も同じです。優秀な人材を確実に引き入れ、求人を大成功させてくださいね!はたらくぞドットコムは、いつも応援しています。