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今年は暖冬傾向だそうですが、急な寒さにはきちんと備える必要があるようです。何事も、備えあれば憂いなしですね!
さて、今回は意外に知らない給与に関する話です。そんなはずではなかった!という落とし穴に陥らないためにも、基本的なことは知っておく必要があります。
そもそも、「給与」と「給料」にも違いがあります。給与は、残業など手当てが含まれた手取りのお金のことです。対して給料は、正規の勤務時間つまり基本給のことを言うのです。求人票を見る時は、どちらで表記されているかきちんと確認しないと、実際に働いてみたら思ったより給与が低かったということにもなりかねません。
そして、所得税とは「給与」で算出されるので、基本給だけが対象ではないのです。給与明細の所得税が、基本給からの計算より引かれているなと思ったら、所得税は手当なども含めた「給与」にかかってくるのですね。
本題の月給制についても、実は「完全月給制」と「日給月給制」があることをご存知でしたか?似ているようでも明確に違い、それぞれにメリットデメリットがあるので、詳しくみていきましょう。

完全月給制と日給月給制
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多くの一般社員に採用されている給与形態は「日給月給制」です。これは、「日額×1ヶ月働いた日数」で算出され、1ヶ月分をまとめて支給しているもの。有給がない場合は、休んだ分給料から引かれるために、日給月給制と呼んでいます。
一方「完全月給制」とは、管理職などで用いられることが多く、働いた日数によらず1ヶ月の給与が固定されています。つまりは、何日働いても、何日休んでも給与が同じということです。
日給月給制との大きな違いは、何日休んでも給与が減らないことですが、逆に残業や休日出勤をしても、給与は上がりません。ほとんど休みなく働いても給与は固定されているため、人件費を抑えるための措置としてこの給与形態を採用している企業もあるようです。
もしも転職する場合、完全月給制を提案されたら、時間外勤務や休日出勤の有無についてよくよく確認した方がいいでしょう。
さてこの2つの給与形態は、失業保険に大きく影響してきます。「雇用保険離職票」には賃金を支払った基礎日数がありますが、「日給月給制」では祝休日はカウントされません。ところが、「完全月給制」ではすべての日数がカウントされるため、そのまま単純に計算すると、「日給月給制」の方が失業保険の金額が多くもらえる可能性が高くなります。
一見、条件が良さそうな「完全月給制」ですが、落とし穴があることもよく考慮して給与形態を選びましょう。

年俸制のメリットデメリット
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年俸と言えば、プロスポーツ選手の給与形態と思ってしまいますが、最近は一般企業の求人欄でもよく見かけるようになってきました。
一般的に年俸は、経営者が社員に年俸額を提示し、社員が受け入れるかどうかで決定されるようです。
支給の仕方は、分割して毎月1回以上支払うという決まりがあるため、月給制のように月に一度給料日があるのが一般的。
年俸制で一番気になるのがボーナスの支払われ方ですが、2パターンの支払われ方があります。1つは、ボーナスは年俸と別枠で追加されるもの。もう1つは、年俸はボーナスも含んだものであり、一般的なボーナス時期に多めに支給されるものです。
どちらも法律的には問題ないのですが、求人票に「賞与有り」となっている場合は、年俸と別枠なのかどうかを確認しましょう。
年俸制の最大のメリットは少なくとも1年間は給与が減らないことです。逆にデメリットは年俸更新時に大きく下がる可能性もあるということ。年俸制を採用している企業の多くは、成果を重視する傾向にあるため、給与変動が多くなってしまうことは念頭に置かなくてはなりません。

まとめ
求人票の時点で給与形態をよく見極めて、自分がどの形態で働きたいかをよく検討してくださいね。はたらくぞドットコムでは、福岡の求人をサポートしています!

 

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