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さて、「一年の計は元旦にあり」と言いますが、このことわざは、「何かを始める時にはきちんと計画を立て、まじめに実行しましょう」という意味合いがあります。新年にあたり、何か習い事を始めようと決意した人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、社会人に人気の習い事やスクールをピックアップして、時間とお金のバランス、仕事や人生へのメリットを見ていきましょう。
ある調査によると、働いている人が自分の習い事にかけている月額は、平均11,833円、かけている時間は週に3時間52分（参考：ドゥ･ハウス）となっています。
お金に関しては、色んなお稽古の月謝を見てみると大体そんなものかなという感じですが、意外にみなさん習い事に時間をかけていますね。
週に4時間近くの時間を割くというのは、社会人としては難しそうにも見えますが、モチベーション次第ではがんばれるという示唆かもしれません。
では、何のために習い事をするのか、人気の習い事から見ていきましょう。
人気は「語学」がダントツ
今や習い事の幅は広く、語学から芸事、スポーツ関連まで様々なものが選べます。その中でもダントツに人気なのが「語学」。外国語とは言っても、英語を筆頭に、フランス語、中国語、ドイツ語、スペイン語…と続き、言語も目的別に多様化しています。
また、言語を学びたい動機は、仕事に役立てたいというものが多いのですが、旅行などでその国に行ってみたい、その国の文化を趣味にしているという、他の趣味と組み合わさったものが多いようです。
社会人の習い事ベスト3は、1位「語学」、2位「スポーツ」、2位「フィットネス、ジム」となっており、日頃の運動不足を解消しようという傾向も伺えますね。
語学、特に英語がトップに来るのは、昔から英語ができると仕事に有利というキャリアアップを狙ってのこと。企業によっては英語必須、社内での会話はすべて英語というところも出てきて、今や英語は話せて当たり前の様相を呈してきました。
運動系以外には、音楽や料理、手芸、デザインやWeb系、ダンスといった習い事が人気ですが、なにか趣味と言えるものを持ちたいと思う人が増えているのですね。
習い事はスキルアップと自己投資
スキルアップしたいとはいえ、全て仕事のためでは習い事も辛くなってきます。せっかくお金と時間をかけるのだから、スキルアップはもちろん、そこで友だちを作ったり、出会いを求めたりといった、会社外でのコミュニティを求める人も。
スポーツ系に人気があるのは、運動不足解消ばかりでなく、何かに打ち込むことでストレスが解消されたり、健康を意識できたりするといった“良いこと”に実感や達成感があるからなのですね。
そして、習い事には大人になるとなかなか経験できない「発表会」「展覧会」といった、“何かの目標に向かってがんばって、それを発表する”という機会があります。仕事でも同じことをやっているようでも、好きでやっている習い事でのがんばりは、やはりひと味違うものです。
ここで感じる達成感たるや、時間とお金をいくらかけてでもやりたいと思うことでしょう。
習い事は直接的に仕事に役立つものばかりでなくとも、間接的に仕事に役立っているのですね。習い事でストレス解消やリフレッシュができ、さらに感性が磨かれれば、仕事に向かう気持ちも高まります。
新しい習い事は、本当の意味での自己投資になり得ます。今までやりたい事があった方は、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか？
まとめ
元号の変わる今年は、新しいことの始め時かもしれません！やらずに悔いを残すより、やってから反省する方が経験値アップします！