空が次第に高くなり、秋の雲を見かけるようになってきましたね。朝夕は過ごしやすくなって、そろそろ秋の行楽シーズンに入ります。
今回は、紅葉を楽しむキャンプ場をご紹介します。夏に比べるとグンと利用者が減るキャンプ場は、実は秋が狙い目なのです。自然が美しく、晴天の日も多いため、秋の紅葉を背景にキャンプでわいわい楽しみましょう!
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秋のキャンプ豆知識
①紅葉の時期を調べよう
秋になると蚊やハエなどもほとんど出ないため、過ごしやすく快適な秋のキャンプ。
九州の紅葉は、10月後半頃から見頃となります。花見と同様に、時期を逃すとまったく紅葉していなかったり、葉が一枚もないという状態だったりして、残念なことになってしまいますので、下調べは充分に行ってください。各観光協会や自治体HPなどに紅葉情報が掲載されていることもあるので、チェックしてみましょう。
②防寒対策はしっかり
秋のキャンプで忘れてはならないのが、防寒対策です。標高にもよりますが、シルバーウィークを過ぎると山キャンプは夜間氷点下となることもあるため、真冬並みの防寒グッズを準備しましょう。
山間部が冷え込む理由は、空気が澄んで乾燥し、放射冷却が起こるからです。寒い朝は美しい雲海が見られることも。
天気が良ければ昼間は夏のような暑さになることも考えて、寒暖の差に対応できるようにしておきましょう。
③焚火のススメ
秋は乾燥した落ち木や枯葉がたくさん落ちています。夏の落ち葉は湿っていて、そこにダニなどがいたりしますが、気温が下がり乾燥する秋には落ち葉がふかふかで寝心地もよかったりします。
最近は、焚火が秘かなブームとなっていますが、秋キャンプでの焚火は、薪にも困らず火も付けやすいのでおすすめです。また、夜は冷えるので、火の暖かさはありがたくもあります。
色んな条件が整う秋は、焚火のベストシーズンとも言えるでしょう。
焚火をするなら、サツマイモや山菜、サンマや栗などを焼いて、焚火料理も一緒に楽しんでみてはいかがでしょう!
ただし、空気が乾燥しているので、火の取り扱いには十分に注意してくださいね!焚火が禁止されているキャンプ場もあるので、ルールに従ってください。
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九州のおすすめキャンプ場6選
秋のキャンプの楽しみ方がわかったところで、早速紅葉を楽しめるキャンプ場をご紹介しましょう!
伊都の国 白糸ファミリーオートキャンプ場
福岡都心部から車で約60分という、近場でありながら自然たっぷりのキャンプ場です。羽金山の中腹に位置しており、海をに浮かぶ西の能古島、東の志賀島まで玄界灘を一望することができます。
晴れた日の夜は、満点の星が美しく、降るような夜空にうっとり。夜の海には漁り火が灯り、都会の喧噪を忘れさせてくれます。
緑も豊かなところなので、美しい紅葉も見ることができます。
区画ごとに炊事場があり、AC電源もレンタルすることができます。古い施設ではありますが、トイレやシャワーも完備で1泊のキャンプなら全く不便を感じることはありません。
キャンプ場の近くには「白糸の滝」もあり、ヤマメ釣りができます。昼間ここで釣ったヤマメを、焚火で焼いて食べるのもいいですね!
グリーンパル日向神峡
福岡の南部にある日向神ダムの下流、松瀬ダムに隣接したキャンプ場です。三方を岩山に囲まれ、大自然の中で過ごすことができます。
オートキャンプやフリーキャンプはもちろん、6人用、10人用のコテージもあるので、お子さまのいるファミリーキャンプや、キャンプ初心者にもおすすめです。
施設内に管理釣り場があり、釣りを楽しむことも(有料)。ヤマメやニジマスが釣れるので、夕食にバーベキューで焼くのもいいですね!
紅葉も見事で、湖に映り込んだ真っ赤な木々と岩山の対比が神秘的!
矢部川上流の日向神峡には「蹴洞岩(けほぎいわ)」があり、その昔、天馬が蹴ってできたという言い伝えもあります。そして、日本一大きいとして有名な「ハート岩」は、パワースポットとして知られ、訪れる人も多くいます。
平尾台自然の郷
日本有数のカルスト台地として知られる平尾台ですが、「平尾台自然の郷」の広場ゾーンに隣接してキャンプ場があります。
スコン!と抜けた青空や、カルスト台地が一望できるロケーションは開放的で雄大な景色が楽しめます。
平尾台は草原なので、紅葉といっても「草紅葉」ですが、小倉側から登ってくる途中、塔ヶ峰の紅葉を見ることができます。
キャンプ場利用は、11月2日までで宿泊終了なのでお早めに。日帰りであれば一年中利用できます。
丸太小屋のログケビンもあり、キャンプデビューしたい人にもおすすめです。
とろろの森 うめキャンプ村
大分県の北川ダム湖にかかる「唄げんか大橋」。この麓に道の駅宇目があり、キャンプ場が隣接しています。
オートサイトには各区画に専用流し台、バーベキュー台があり、区画は生け垣で区切られています。使いやすくプライバシーも守られるので、キャンプ初心者でも気軽に楽しむことができます。
また、一棟一棟異なる造りのケビンもあり、キャンプというより別荘にきたような気分になれます!
ペットと一緒に宿泊できるケビンもあり、一緒に泊まるとドッグランが無料で使えます。
かくれ里の湯キャンプ場
熊本県人吉市、矢岳高原の麓にまさに秘境とも呼ぶべき温泉宿があります。温泉宿の中にキャンプ場があるというのも面白いですね。
標高は550mなので、平地との温度差も3〜4度あります。秋には黄色〜赤に紅葉した森の中を散策するのが気持ちよく、美しい紅葉の中、オートキャンプやキャンプを楽しむことができます。
嬉しいのは、キャンプ利用者には温泉割引券が付いてくること!キャンプで温泉に入れるのは、本当にお得ですね!
昼間は矢岳高原ハイキングや、四ッ谷渓谷の散策もおすすめです。
エコパーク論所原
長崎県島原の雲仙にほど近く、「自然循環型社会」をテーマにした体験型エコパーク内にあるキャンプ場です。
雲仙天草国立公園は日本で最初の国立公園であり、「エコパーク論所原」には、農園や自然食レストランなどがあります。
農作業や林業が体験でき、子ども理科教室や乗馬体験も開催されています。
オートキャンプ場やケビンはきれいに整備されていて、快適にキャンプができます。
昼間は雲仙へ足を伸ばしてみると、色とりどりの絨毯を敷いたような美しい紅葉が見られます。ロープウェイからの紅葉は絶景ですよ!
まとめ
紅葉を楽しめるキャンプ、いかがでしたか?家族や仲間と行くキャンプは心から楽しくて癒やされますね!秋ならではのキャンプを思う存分楽しんでください。