今回は、福岡のナンバーワンを集めてみました。住みやすい街、空港アクセスの良さ、食べ物のおいしさは世界的にも有名な福岡。実は他にもたくさんのナンバーワンがあるってご存知でしたか?住みやすさは働きやすさでもあるので、「なるほど!納得!」な福岡の良さをご紹介します。
福岡のNo.1その① 住みやすさ
有名な話ではありますが、まずは福岡の住みやすさについて解説していきます。
実際に福岡に住んだことがある人なら納得のいく話ですが、なぜ福岡は住みやすいと言われるのか?それは、「大都市の消費者物価地域差指数」で見るとわかりやすくなります。
つまり、日本で52都市の平均をとった時、食料物価が安い第一位が福岡なのです。そして、総合物価も一番安いという結果が出ています(総務省HPより)。
福岡は日本の主要な都市の中でも物価が安く、住みやすさの大きな理由の一つとなっているのです。
また、通勤・通学の利便性も世界44都市中第一位。福岡の平均通勤・通学時間は38分と、関東大都市圏の51分と比べるとダントツに短いのです。
物価が安く、通勤や通学へのストレスも軽い福岡は、多くの人が住みやすいと感じるのでしょうね。もちろん、空港へのアクセスの良さや、GWの人出No.1のどんたく、夏祭りの集客No.1の山笠といった熱いお祭りも福岡人気のヒミツです。
福岡のNo.1その② 病児・病後児保育利用者数
病児・病後児保育とは、発熱など病気になった子どもを預かってくれる国の事業の一環です。医療機関併設型や保育園併設型、単独型と3タイプありますが、多くは小児科医院に併設されています。
これは、女性が働くことへの大きな味方であり、病気で保育園に預けられない人にとって、大変助かる事業なのです。
小さな子どもを育てながらの就労で一番心配なのは、やはり突然の子どもの病気。昨日の晩まで元気だったのに、朝急に発熱なんていうこともよく起こります。
でも、親だって社会に出て働いていますから、急に仕事が休めないこともありますよね。そんな時、強い味方なのが病児・病後児保育なのです。
利用者数が多いということは、子育てしながら働く人が多いと解釈することができます。
また、病児・病後児保育の施設数でも政令市中で3位となっています。安心して病気の子どもを預けられる場所がある、そして実際に利用しているということで、福岡は子育てしやすいといえるでしょう。
福岡のNo.1その③ ワインの年間購入数
意外なことに、福岡はワイン購入量が52都市中第一位なんです。ワイン店の数でも、政令市中第一位。そんなにワイン好きなイメージのない福岡ですが、実は第2位の横浜市5772mlに対して、6509mlという大差をつけての一位なのです。
その理由のひとつは、ワインの名産地であるフランスのボルドー市と福岡市が姉妹都市であること。西中洲にフランス・ボルドーワイン委員会公認の、ボルドーワインバーも。もちろん公認のワインバーは日本初であり、地下のサロンやワインセラーは世界初なのだとか。
まるで博物館のようなワインセラーは、ワイン好きなら一見の価値あり!食後はぜひリクエストしてみましょう。
焼酎のイメージが強い福岡ですが、手土産にはワインが喜ばれるのかもしれませんね!
福岡のNo.1その④ 水質のよい海水浴場の数
福岡といえば北は海、南は山河と、大自然に恵まれた土地でもあります。福岡の住みやすさにも通じますが、福岡都心部からレジャーへのアクセスの良さも人気の一因です。
もちろん、海へも気軽に行くことができるのですが、福岡の自慢は海水浴場の水質の良さ。大都市21都市中、水質の良い海水浴場の数は福岡市の12が第一位、北九州市の10が第二位と、福岡県がワンツーフィニッシュなのです(環境省資料より)。
福岡は地形的に海は北側に面し、大陸との距離があまりないため穏やかなため海水浴にはとても向いています。おまけにアクセスもよく、水質が良いのであれば、安心して子どもにも泳がせることができますね!
福岡のNo.1その⑤ 水道の漏水率
福岡市は水道の漏水率も21大都市中ナンバーワンの低さを誇ります。漏水率とは、家庭や施設などへ配水される水のうち、水道管から漏れる水の割合のこと。
つまり、貯水池から各家庭などへ水を運ぶ際に、途中でほとんど漏らすことなく効率よく運べるということですね!しかも漏水率1.8%というから、さらに驚きます。2位のさいたま市で2.2%、5位の広島市は2.6%ですから、その優秀さは光るものがありますね!
水道の保全が行き届いていることの証でもあり、福岡市の技術力の高さ故でもあるでしょう。
住んでいる人には見えにくい事実かもしれませんが、福岡の住みやすさにも通じているように感じます。
また、福岡はかつて大渇水に苦しんだこともあり、水のリサイクルにも力を入れています。再生水の供給は全国にさきがけて最初に行い、現在でも再生水の供給面積は全国一位です。
再生水とは、ショッピングモールや大型ビルのトイレなどでよく見かけるもの。日頃わたしたちがキッチンやトイレで流した水を再利用できるようにした水です。
もちろん、飲み水などには利用できないので、大型施設のトイレや公園や街路樹などの散水に使われています。
これによって、少しでも水を大切に使い、水不足の解消を図っているのですね。
福岡のNo.1その⑥ 全国主要漁港取扱い額
福岡は食べ物が美味しいことでも有名ですが、中でも海の幸は全国的にも自慢できるところ。それもそのはず、全国主要漁港での取扱額が第一位なのです。
平成26〜29年までは4年連続第一位を獲得し、日本で一番海の幸が集まる街となりました。
当然ですが、美味しい海鮮料理が食べられるお店も多く、ふらっと入った居酒屋でも新鮮なお刺身や海鮮メニューに出会えます。
特におすすめは、長浜の魚市場隣にある「市場会館」の中にあるお店。元々は、朝漁が終わってから食事をする人たちのための食堂であったことから、素朴で新鮮な海鮮料理が味わえますよ!
福岡のNo.1その⑦ 成長可能性都市ランキング
2024年の「天神ビッグバン」に向けて再開発中の天神地区ですが、これまでにも不況の中、福岡は元気な都市として注目を浴びてきました。
国内100都市を対象にした成長可能性ランキングでも福岡市は、東京都特別区部に続いて第二位、ポテンシャルランキングでは第一位を獲得!
その理由は、コンパクトシティとしての都市の魅力、アジアの玄関口としての可能性、起業家が多く中小企業が元気であること、そして博多の人の開放的な気質が挙げられています。
全国の人が、福岡に可能性を見出しているということが、結局は住みやすさナンバーワンに繋がっているのかもしれませんね!
転勤族で福岡に来た人の定住率も高く、人口増加数、人口増加率でも福岡市は政令都市中ダントツの一位、10代20代の若者の割合も多いのです。
魅力的な街・福岡は、これからも大きな可能性を秘めて世界に羽ばたいていきそうですね!
まとめ
人も街もポテンシャルの高い福岡。もちろん働きやすいのも魅力のひとつです。はたらくぞドットコムでは、福岡の魅力を知り尽くし、今年も全力ではたらく人と企業のマッチングを応援していきます!一緒に福岡を盛り上げていきましょう!