4月からの入社が決まり、ワクワクしたりドキドキしたり、気忙しく落ち着かない人もいることでしょう。
具体的に何を準備したらいいのか、わからなくて不安なこともあるかもしれません。
入社の準備は、新卒と中途で違う部分もありますので、新卒準備にプラスしてご紹介していきます。
4月(新卒)入社に必要なもの
新卒の場合、4月入社がほとんどですね!初めて仕事をするのですから、緊張もしていることと思います。
新卒の場合は、準備するものに物理的なこととスキルや知識といったことがあるので、しっかり準備して備えましょう。
・入社までに身につけておきたいこと
【朝型の生活】
学生時代、どのような生活を送っていましたか?時間にあまり縛りのない学生生活は、ついつい夜型になっていた人も多いでしょう。
入社して社会生活を送るようになると、ほとんどが朝から出社することになります。ひとり暮らしであれば寝坊して遅刻などということのないようにすることももちろんですが、睡眠不足で新しい仕事を覚えるのは能率も低下します。
それでなくても新しい環境でストレスが多くなりますから、しっかり睡眠時間を確保して今のうちに朝型に切り替えておきましょう。
【会社情報とPCスキル】
就活で会社の研究を行ったとは思いますが、情報は常に更新されているので入社までにもう一度会社の情報を集めましょう。
入社して早く仕事に慣れるためにも、自分の携わる業務や会社全体の動向は知っておいた方がベター。配属先が決まっていなくても、研修で一歩リードし、希望の配属をされるよう勉強しておくことは大切です。
さらには、PCスキルも磨いておいていただきたいことのひとつ。Excel、Word、PowerPointといった基本的な操作ができるようになっておきましょう。
キーボードが苦手な人は、練習しておくことをおすすめします。
・入社までに準備するもの
【服装】
制服がある場合は就活の時のスーツが1〜2着あれば十分でしょうが、一般的な企業の場合ならスーツはもう少し必要です。シーズンごとに3〜4着揃えたいところですが、入社時にまずは春夏ものを揃えましょう。
男性はワイシャツが5枚あると安心です。ネクタイもスーツやシャツと合わせやすいベーシックなものを3〜5本準備するといいですね。
女性のインナーは、バリエーションがあるだけに何を選べば良いか迷ってしまいますが、色やデザインが派手すぎないものにしましょう。シンプルでベーシックなものが着回しがききます。
靴は履き慣れたものが良いので、新しい場合は何度か履いて慣らしておくといいですね。
男性の場合はスーツに合わせやすい黒や濃い茶で、ビジネススタンダードなデザインを選ぶようにしてください。
女性の場合、黒パンプスは1足持っていたいアイテム。それにプラスして手持ちのスーツに合う紺や茶といった落ち着いた色合いのパンプスがあるといいですね。
ストッキングは肌色に合うベージュがおすすめ。黒のストッキングはビジネスシーンにはあまり向きません。ストッキングは常に予備を持っておきましょう。
【印鑑】
社会人になったら、印鑑は必需品です。シャチハタだけでなく、認印・実印・銀行印が必要なので、もし持っていなければ作ることをおすすめします。印鑑はフチが欠けていないかチェックし、しっかり管理しましょう。
【ビジネスバッグ】
就活の時に使ったオーソドックスなビジネスバッグがあれば、わざわざ準備する必要はありません。ロゴ入りや主張の強いデザインのものは避け、実用的なものにしましょう。
通勤と会社で使うバッグを分けてもいいですね。
【小物類】
名刺を持つ職種であれば、名刺入れは必須です。まだ配属が決まっておらず、入社してすぐに自分の名刺がない場合でも、名刺をいただくことがあるため準備しておくといいでしょう。
名刺入れは相手の目にも触れるものなので、個性的なものや派手なものは避け、シンプルで上品なものを選ぶのがポイントです。
最近はスマホで時間を見るため、腕時計を持っていない人も多いのですが、ビジネスシーンではスマホを取り出すことができないこともあります。
時間はビジネスに欠かせないものなので、できれば腕時計を準備しましょう。スーツに合うシンプルなものがおすすめです。
スケジュール帳や筆記用具も、入社時に欠かせないアイテムです。キャラクターの入ったかわいらしいものや派手な色のものは避け、ビジネスシーンに相応しいものを選んでください。長く使える手帳やペンは、使うほどに愛着がわきますよ!
・入社時に必要な書類
ほとんどの場合、入社式当日に必要な書類を提出しなければなりません。
準備に時間がかかる書類もありますので、前もって準備しましょう。
【身元保証書】
これは入社した人に代わって損害などを賠償する保証人を立てるということですが、新卒なら保護者になってもらうことがほとんど。
企業によっては保証人が複数必要な場合もあるので、確認しましょう。保証人の署名・捺印、場合によっては印鑑証明も必要なので、前もって保証人にお願いし、余裕をもって準備してください。特に遠方の場合は、郵送にかかる時間も考慮して準備しましょう。
【卒業証明書】
新卒で必要になるのが「卒業証明書」です。学校から受け取ったり、郵送で送られたりしていない場合は、学校に発行してもらいましょう。これも1週間前後かかる場合があります。
【国民年金手帳】
新卒でも20歳以上である場合は「国民年金手帳」が必要です。学生の時、住民票がどこにあったかにもよりますが、手元にない場合は両親にたずねてみましょう。
紛失などの場合には、年金事務所で再発行の手続きをしなければなりません。
【住民票記載事項証明書】
自分の住民票が登録されている役所の窓口で発行してもらいます。
実家から離れる場合は住民票を移しておいた方が、その後なにかと便利です。
【通帳と銀行印】
入社後は、大切な給与の振り込みをしてもらう銀行口座が必要です。会社から銀行のおすすめや指定がある場合もあるので、銀行口座を開く際には相談してみましょう。
入社時には、通帳と銀行印を持参します。
中途入社に必要なもの
中途採用の場合は、新卒と違う書類が必要になります。
服装や持ち物に関しては、すでに持っているでしょうから、入社時に必要な書類をご紹介します。新卒とは違うものもあるので、注意してくださいね。
- 雇用保険被保険者証…前職場から受け取ります。
- 年金手帳…退職時に前職場から返却されます。自分で保管している場合も。
- 源泉徴収票…前職場から受け取ります。年を越しての入社は新しい職場に提出しないのが普通。
- 扶養控除等申告書…扶養家族がいなくても提出。会社から書類を渡されるので記入、捺印します。
- 健康保険被扶養者異動届…扶養義務のある家族がいる人のみ提出。会社から渡された書類に記入、捺印します。
- 給与振込先…会社が準備した用紙に記入するか、通帳のコピーを提出。
その他にも、企業によって提出を求められる書類がありますので、入社前にしっかり確認して早目に準備しましょう。
特に「身元保証書」の提出を求められた場合、40代以降になると保証人を探すのが大変になります。事前に親類や知人に打診しておきましょう。
まとめ
新しい会社に入社するのは、新卒でも転職でも緊張するものです。せっかくのスタートで慌てないよう、少しずつ早目の準備を心がけましょう。
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