まだまだパワフルなシニア世代

かつての日本では60歳までバリバリ働いて、定年後はのんびりと趣味に興じながら余生を過ごすというのが普通でしたが、最近ではシニア世代でもまだまだとてもパワフルな人が多く、自分らしくイキイキと働くために50~60代でも新たな活躍の場を求めて転職を希望する人が増えています。

シニア世代にしかない強み

50~60代で転職というと給与面でも体力的にも転職はなかなか難しいのではないか?と思われます。実際に転職よりも、定年までつとめあげその後嘱託として少ない給与で働くことを選択する人がほとんどです。しかし、シニア世代には一朝一夕では身につかない長年の経験や豊富な知識という強みがあります。また人間としても成熟しており、今の若い世代には少なくなった忍耐力や協調性なども転職における大きな力になることでしょう。

自分自身を知ること

同じシニア世代でも、転職に大切なのはやはり自分自身を知ることだと思われます。年齢を重ね、キャリアも積み上げてきたシニア世代にはそれなりのプライドや実績もあって当然です。しかし、時代の流れのまま現状に甘んじてきた人と、けして現状に満足せず常に自己実現を叶えようと努力してきた人では転職においても大きな差が出てきます。転職が成功するのは、じっくりと自分を研究し、その強みや弱みを把握した上で、自分という看板の売り込み方を知っている人なのです。

生涯学び続けること

IT技術の発達や進むグローバル化により、常にアンテナを張って学び続けることがとても大切な時代になってきました。このことは豊富な知識を持つシニア世代でも例外ではありません。しかしただ学ぶのと、学ぶことを楽しむのでは、結果も大きく異なってきます。特に転職を考えているのであれば、毎日が学びのチャンスだと考えて過ごすことで、それまで気づかなかったたくさんの発見もみられることでしょう。充実したシニアライフを送るためにもいつまでも自分を磨いていきたいですね。