こんな話がある
まだJRが国鉄といっていた時代、出張で東京から福岡に向かって小倉を過ぎてもうすぐ福岡とおもって支度始めたが、待てど暮らせど福岡に着かない。
とっくに博多を通り過ぎていたって笑い話のようなホントのような!
今は「博多」は全国にも知れ渡った地名となっていますが、「福岡」と「博多」の違いや「博多」の由来など「しっとーや?」・・・、 えっ!「しっとーと?」・・・。ということで、もっと博多を知っていっぱい博多を楽しもう!
「博多弁」「博多っ子」「博多どんたく」「博多山笠」「博多にわか」「博多ラーメン」「博多もつ鍋」「博多水炊き」「博多人形」「博多織」博多と名のつくものがぞくぞく!
並べてみてもやはり福岡より博多を冠する物や事が多いね!
ではまずは博多の由来からいこう
『続日本紀』(797年)に「博多大津(博多津)」と記されているのが博多の起源とされる。「ハカタ」の語源は、「土地博(ひろ)く人・物産多し」という言葉から「博多」、大鳥が羽を広げたような地形から「羽形」、海外へ出る船の停泊する潟から「泊潟」などの説がある。(ウィキペディアより)
なるほど、博多湾は鳥が羽を広げた形にそっくり。ということで独断と偏見を交えて「羽形」が「博多」になったほうに軍配を上げよう!
「博多」の地名の由来は分かったけど、では「福岡」の由来は?福岡県であり福岡市なので、博多市ではない。一体「福岡」はどこから来たの?
ではでは、あたいの名は「博多のボンちゃん」が「そーと、おそえちゃーたい!」
慶長5年(1600年)関ヶ原の合戦の功により豊前国中津藩主の黒田長政(官兵衛・如水の子)が、筑前国52万石の大封を与えられたことにより福岡藩が成立しました。
当初は名島城(香椎名島)だったが狭小なため筑前国那珂郡警固村福崎の地に新たな城と城下町の建設を始めた。これが今も現存している福岡城です。名前を付けるにあたって黒田家ゆかりの地の備前国邑久郡福岡(岡山県)の地名を取りこの地を福岡と命名しました。
なので、福岡という地名の由来は博多の797年と比べても、約800年新しいということになります。
次回に続く