「住みたい都道府県ランキング1位!」
今年行われた住みたい街都道府県ランキング(「住みたい都道府県ランキング」Jタウンネット調査)で見事1位に輝いた福岡。実際に他県から福岡に移住してみると、物価や家賃も大都市に比べて安く、美味しいものに自然もたくさん。仕事も遊びも暮らしも、まるっと充実させてくれる素敵な街です。しかし福岡っ子には当たり前の事でも福岡初心者の他県民から見るとギョッとすることがたくさんあります。そのなかでも特に驚いた「福岡スタンダード」を3つ紹介します。
「衝撃度1:うどんに○○はいらない?!」
福岡を代表する食べ物と言えば、やはり「とんこつラーメン」。福岡っ子はそれぞれにお気に入りのお店があるくらいですが、実は福岡っ子はうどんも大好き。そんな福岡っ子御用達のうどん屋で、期待に胸を膨らませ一口すすると・・・ふにゃん。そう、福岡のうどんは柔らかく、うどんの命とも言える「コシ」がほとんどないのです。ラーメンは「バリカタ」など麺の硬さにとことんこだわるのに、なぜがうどんに対しては歯ごたえを求めない福岡っ子。油断してゆっくりすすっていると麺がどんどんふやけてくるので、初トライの他県民は要注意です。
「衝撃度2:博多の夏の風物詩、山笠。街にあふれる○○○!!」
「山笠のあるけん博多たい!」という有名なフレーズ通り、福岡を代表する700年以上の歴史がある山笠。7月に入った途端、博多の街は一気にお祭りムードに。お祭り好きの福岡っ子も自然とそわそわしてきます。そんな中、博多ならではの光景が!そう、山笠の時期になると「絞め込み」というふんどしのようなものを絞めた男衆が普通に商店街をウロウロしているのです。もちろん後ろ姿は「おしり」が丸見え。福岡っ子からすると山笠への期待値が増す見慣れた姿なのですが、街中で見るおしりに、他県民はかなりの衝撃と違和感を覚えます。
「衝撃度3:福岡の街を埋め尽くす○○!!」
天神界隈を歩いていると必ずと言っていいほど「バス」が視界に入ります。そう、福岡はまさにバス王国!その光景を初めて目の当たりにする他県民は、何かのイベントが?と勘違いしてもおかしくないくらいに、街中を埋め尽くすバス、バス、そしてまたバス。主要なバス停では、ピーク時などにはアトラクション並みに次から次へと華麗なハンドルさばきでバスが到着するので、ほとんど待ち時間がいらないくらい。福岡っ子にとってバスはなくてはならない存在なのです。ただ福岡初心者がバス王国を車で走ると、うっかり前後左右をバスに挟まれたり、バスの後ろについてしまいバス停ごとに停車するハメになりがちなので、慣れるまではバスを利用したほうがいいでしょう。