県外から友人が遊びに来たとき、意外と困るのが「福岡市の観光」。
福岡市から足を伸ばせば観光名所はあるものの、福岡市内でとなると、わざわざ案内するような観光スポットがないのが、福岡市民あるあるです。
そこで、今回は乗ってしまえば福岡市を丸ごと楽しめてしまう「福岡オープントップバス」を紹介します。
福岡市民であっても、知らなかった福岡を知るチャンス!県外のお友だちと一緒に乗って、楽しんでしまいましょう!

福岡オープントップバスとは?

写真引用元:福岡オープントップバス公式HP(https://fukuokaopentopbus.jp/)

福岡オープントップバスについて紹介します。

日本で最初の国産オープントップバス

屋根のない2階建てのバスが福岡市の名所を巡るのが「福岡オープントップバス」です。2022年で10周年を迎えるので、福岡市在住なら1度は見かけたことがあるのではないでしょうか。約3.2mという高さから福岡の街並みを感じることができ、福岡在住の人でもひと味違った福岡を味わえるでしょう。

赤いバス・青いバスがありますが、実は国産のオープントップバスは日本初!都市高に乗るコースでは風をそのまま体感できて、まるでアトラクションのような楽しみ方もできますよ!

参照元:福岡オープントップバス公式HP(https://fukuokaopentopbus.jp/

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バスアナウンサーが観光案内

福岡オープントップバスには、通称「バスアナ」と呼ばれるバスアナウンサーが同乗します。福岡の観光情報や魅力を生の声で紹介してくれるので、その日その瞬間の感動があります。
屋根がないので、寒さや暑さ、寒さへの対策は必要ですが、逆に言えば季節や天候によってまた違った楽しみ方ができるということ。
ちなみに、車椅子もリフトでそのまま乗れますので、予約する際に伝えてくださいね。

福岡オープントップバスの料金・特典

  • 大人:1,570円/1コース
  • 小人:790円/1コース

小人とは4歳以上〜小学生です。4歳未満の子どもは乗車できないので注意してください。

コースは基本的に3コースあり、時期によって特別ツアーもあります。
特典として、乗車当日の福岡都市圏西鉄バスが無料になります。また、乗車券を提示すると、飲食店や施設などで割引やサービスが受けられる特典も。福岡タワーや大濠公園の日本庭園など、割引き価格で入場でき、観光もお得になります。

福岡オープントップバスのコース紹介

福岡オープントップバスの主要な3コースを紹介します。出発・終点はどのコースも天神・福岡市役所前となります。

シーサイドももちコース

  • 所要時間:約60分
  • 出発時間:平日10:00、12:00、14:30/土日祝11:00、13:00、15:30、17:30

(※2022年10月13日時点の情報です)

福岡といえば海!というイメージを持っている人も多いと思います。西は糸島、東は福間海岸などの海が有名ですが、都会的な福岡市内のシーサイドも盛りだくさんです。

福岡都市高速で海沿いを走りながら、福岡PayPayドームや福岡タワーといった、福岡のシンボル的なスポットを間近に見られます。都市高を降りたら、大濠公園や福岡城址、天神へと戻ってくるコースです。

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博多街なかコース

  • 所要時間:約60分
  • 出発時刻:毎日16:30

(※2022年10月13日時点の情報です)

「博多」と呼ばれる街を中心に周遊するコースです。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「博多祇園山笠」が奉納される「櫛田神社」。博多の総氏神様として最古の歴史があり、博多では「お櫛田さん」と呼ばれて親しまれています。博多駅や住吉神社を経由して、福岡城址までぐるりとめぐります。

都心部ではありますが、博多の歴史を感じられるコースです。なぜ福岡市では「博多」と「福岡」を別に考えているのか、このコースをめぐると理解できそうですね!

福岡きらめき(福岡タワー)コース

  • 所要時間:約80分
  • 出発時刻:平日18:30/土日祝19:30

(※2022年10月13日時点の情報です)

博多地区から都市高でシーサイド地区をめぐるコースです。夜間のコースなので、夜景を楽しみたいならこのコースがおすすめ。

夏なら福岡PayPayドームや福岡タワーの美しい夕景も見られます。高い位置から窓のない状態での、都市高からの眺望は一見の価値アリ!自家用車で通ったときとはまた違った美しさを味わってください。

福岡オープントップバスの予約方法

福岡オープントップバスの予約は、電話かWebで行えます。

【電話予約】
九州高速バス予約センター:0120-489-939(092-734-2727)

受付時間は8:00〜19:00まで。当日希望の便の出発1時間前まで、予約及び予約変更が可能です。

【Web予約】
乗車前日までの予約が可能です。「ハイウェイバスドットコム」のサイトにて予約、クレジットカード決済をし、Web引換券を印刷またはスマホに保存します。

Web予約の場合は、出発の20分前までに福岡市役所1F「福岡オーオントップバス乗車券カウンター」にて、Web引換券かスマホに保存した画面を提示して乗車券と引き換えてください。

乗車券と引き換えができていないと、予約コースが利用できないので注意しましょう。
引き換え場所の福岡市役所は、コース出発地点となります。
予約方法の詳細は、福岡オープントップバスのサイトで確認してください。

●福岡オープントップバス公式サイト https://fukuokaopentopbus.jp/

なお、予約なしでも空きがあれば当日でも乗車できます。発車予定時刻の20分前までに乗車券カウンターにて乗車券を購入してください。

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福岡オープントップバスの特典を最大限に活かそう!

福岡オープントップバスは、周遊するだけなので下車して観光することはできません。巡った際に気になった場所は、当日特典の西鉄バスフリー乗車を利用して行ってみましょう!
ぜひ行っていただきたい場所を紹介します。

福岡タワー

全長234m、日本一の海浜タワーとしても知られる福岡タワー。地上123mにある展望室からは、福岡市の街並みや博多湾を360度のパノラマで一望できます。

地上120mの展望2Fには、全面ガラス張りの「スカイカフェ&ダイニングルフージュ」があります。空中庭園のような店内でちょっとお茶したり、ランチやディナーを楽しんだりすることも。

1Fにはご当地キャラのオリジナルグッズや博多名物のお土産も販売しています。外観は季節やイベントによって違うライトアップも見られますよ!

福岡オープントップバスの乗車券を見せると、入場料が大人800円が720円に、小・中学生は500円が450円となります。当日乗り放題のバスで行ってみましょう!

●福岡タワー公式サイト:https://www.fukuokatower.co.jp/

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大濠公園・福岡市美術館・日本庭園

福岡市民の憩いの場といえば、大濠公園。西鉄バスで天神から約10分程度で行けます。
大濠公園は黒田長政が福岡城建築の折に、博多湾の入江だったこの場所を外濠として利用したもので、昭和2年に造園工事をし、昭和4年に県営の公園として開園しました。

池の周囲約2キロの周遊道、児童遊園、能楽堂、日本庭園、中の島や浮見堂といった施設が点在。福岡市美術館も、公園の周遊道からそのまま入館できます。
大濠公園自体は無料で入れますが、有料の福岡市美術館、日本庭園はオープントップバスの特典で大人50円引きになります。

周遊道にはスターバックスもあるので、お散歩しながらカフェで休憩したり、池でボートに乗ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。
福岡城址にも大濠公園から徒歩で行けます。

まとめ

福岡市で案内するのに困ったら、まずは福岡オープントップバスに乗ってみてはいかがでしょうか?住みやすい街として人気の高い福岡へのUターン・Iターン情報は、はたらくぞドットコムで紹介しています!