パチンコ店でのアルバイトってどうなの?と思っている方に、仕事内容や時給の相場、アルバイトのメリット・デメリットなどを踏まえながら志望動機の書き方を紹介します。
パチンコ店の面接での服装やマナーなどについても解説しています。
パチンコ店で働きたいと思っている方は、参考にしてみてください。
パチンコ店での仕事内容
パチンコ店の仕事は主に3つの業務があります。それぞれ作業は違いますが、どれも接客を伴います。一般的に、研修制度や試用期間が設けられているため、パチンコをしたことがない、まったくわからないという人も問題ありません。
ホールスタッフ
パチンコ店のホールで、パチンコ台の清掃や玉運び、ドル箱(パチンコ玉を入れる箱)の上げ下げや交換などを行います。場合によっては、パチンコ台の玉詰まりなどの不具合を修理することもあります。
また、喫煙所の清掃や、おしぼりの交換といったサービスも行います。
パチンコをプレイ中のお客さまに接する機会が多い仕事です。
カウンタースタッフ
基本的にカウンター内にいて、お客さまの案内やレジ、景品交換、景品の在庫管理、電話応対などを行います。ドル箱を運ぶなどの力仕事がないので、女性に向いている業務です。
対面での接客業となるので、身だしなみや言葉づかい、マナーなどが大切。いつも笑顔を心がけ、気持ちのよい接客をしましょう。
コーヒーワゴンスタッフ
ホールでドリンクや軽食を販売します。パチンコ店によっては、コーヒーワゴンスタッフを特に募集していることもあり「コーヒーレディ」と呼称しているお店もあります。
飲み物や軽食を提供するだけでなく、お客さまと楽しく会話をするなどして、お店のファンになってもらうような、営業的な役割を担うこともあります。
時給相場や働く環境は?
パチンコ店の時給はどのくらいか気になりますよね。働く環境なども紹介するので、自分に向いているか、続けられそうか考えてみましょう。
パチンコ店アルバイトの時給相場
パチンコ店でのアルバイト・パートの平均時給は、1,152円(※)。アルバイト・パートの時給水準は、1,138〜1,251円となっているので、平均的な時給と言えるでしょう。
首都圏では1,200円以上という店もあり、土日は時給アップとなる場合もあるようです。
早番・遅番を採用しているお店が多いですが、シフトにたくさん入ることができれば稼げるアルバイトと言えるでしょう。
※参照元:求人ボックス給料ナビ
パチンコ店の環境は?
かつてはパチンコ店と言えば、タバコの煙が充満しているイメージがありましたが、2020年4月1日に全面施行された「改正健康増進法」により、パチンコ店でも原則的に店内での喫煙が禁止されました。
タバコの臭いが苦手でアルバイトを敬遠していたという人も、現在は働きやすい環境になったと言えます。
18歳未満は働けない
パチンコ店には風俗営業法が適用されており、18歳未満はお店に立ち入ることを禁止されています。当然ながら、18歳未満だとアルバイトもできません。
18歳になった高校生は法律上では働けますが、実際の募集では「18歳以上(高校生不可)」となっていることがほとんどです。
パチンコ店で働くメリット・デメリット
パチンコ店でアルバイトをするメリット・デメリットについて紹介します。
パチンコ店で働くメリット
- 接客スキルが身に付く
- ほかのアルバイトより時給がいい
- 夜遅くまでシフトに入れる(深夜手当が付く)
- 土日に入ると時給アップ
- 研修で言葉づかいやマナーが身に付く
ホール、カウンター、コーヒーワゴンスタッフともに、研修などで言葉づかいや姿勢、笑顔などを指導されるため、接客業の基礎が身に付きます。学生にとっては、社会人になってからも大いに役に立つスキルです。
また、仕事は覚えてしまえばルーティンなので楽だという声もあります。営業時間は都道府県の条例によってまちまちですが、通常は夜遅くまで営業しており、お店によっては深夜手当が付くことも。
土日のシフトは時給アップという場合もあります。
パチンコ店で働くデメリット
- ドル箱の積み下ろしなど力仕事がキツい
- ホール担当はかなりの距離を歩く
- 店内の騒音がキツい
- 機嫌の悪いお客さまの接客が大変
パチンコ店での仕事は、重い物を運んだり、広いホール内を歩き回ったりと、体力的にキツいことも多いため、慣れるまでは身体的に辛いこともあります。店内は一日中大きな音がしているので、慣れるまではキツいと感じることもあるでしょう。
また、パチンコは勝ち負けがあるため、お客さまによっては機嫌が悪いことも。クレームを言われることもあるので対応が難しいこともあります。
パチンコ店に応募する志望動機の例文
仕事内容やメリット・デメリットから、自分の長所や得意分野に向いていると思う部分があれば、そのポイントをアピールしましょう。
働きたい時間帯がマッチする場合の志望動機
「私は○○大学の○年生です。御社の募集要項を拝見し、学業との両立が可能な範囲で働きたい時間と合うので応募いたしました。深夜帯や土日、長期休暇期間中も、できる限りシフトに入らせていただきたいと思っております。
飲食店でのアルバイト経験がありますので、御社の業務に活かせると思います」
★ポイント★
積極的にシフトに入りたいことが伝わってくるので、人手不足で困っているお店であれば好印象となるでしょう。また飲食店でのアルバイト経験があることを入れるのは、とても良いアピールになります。過去の経験や得意なことはどんどん志望動機に書きましょう。
パチンコやパチスロが好きで応募する場合の志望動機
「私はパチンコが趣味で、パチンコをもっと知りたいと思い志望いたしました。市内のさまざまなパチンコ店に参りましたが、御社の店内はいつ伺っても清潔でスタッフの対応も気持ちよく、パチンコ店で働くならこのお店と決めておりました。
プレイヤーの気持ちがわかるからこそ、お客さまにいつも気持ち良くプレイしていただけるために、細かい心遣いができると思います」
★ポイント★
ただパチンコが好きというアピールではなく、お客さんとしての立場がわかるからこそ、良い接客ができるというアピールは良い印象となるでしょう。なぜこのお店かも明確に打ち出せています。パチンコのことを学びたい姿勢も良いですね。
面接のマナー・注意点
パチンコ店でのアルバイトは、基本的に接客業です。そのため、採用後は研修を行うお店も多く、服装や髪型のルールが厳しいこともあります。実際に働く際には、制服があることがほとんどです。
面接のときから見られているので、清潔感を心がけた、きちんと感のある服装とヘアスタイルを心がけましょう。
スーツである必要はありませんが、白や紺、黒など落ち着いたトーンの色を選び、トップスは襟付きのシャツ、ボトムスはスラックスやチノパン、タイトスカートなどがおすすめです。ジーンズにスニーカーといったラフすぎる格好は、避けた方が無難。
華美なアクセサリーやネイルは避け、シンプルで控えめなものにしましょう。
まとめ
パチンコ店は営業時間が長いため、シフトに自由が効くこともあり、できるだけ多く働きたい、土日や長期休暇の際にも働きたいという人に向いているアルバイトです。
接客スキルが身に付くので、将来接客業を目指す人にもよいでしょう。
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