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新しい仕事を探すときに気になるポイントの1つが、「どのくらい残業があるか？」ということです。残業が全く無い仕事は難しいにしても、できる限り残業の少ない仕事を選びたい…というのが皆さんの本音ではないでしょうか？ここでは、残業なしの仕事を探すコツや残業なしの仕事を選ぶメリットやデメリットをご紹介しています。
誰でも1度はある？残業がイヤになるキッカケ
残業が日常化してしまい、毎日クタクタに…
職場や仕事内容によっては、毎日残業を求められたり、終電近くまで働かなければ仕事が終わらなかったりというケースがあります。土日祝日は完全にお休みの仕事であっても、平日は毎日クタクタで休日を楽しむことができなかったり、家族や友人とのプライベートな時間を確保することができなかったりと、疲れやストレスが蓄積されてしまいます。
残業は良いけど、残業代が出ないのは許せない！
残業を求められることはOKでも、残業代をもらえないことに不満を感じる人は多いでしょう。実際に、随分減ってきてはいるものの、福岡にも「サービス残業」や「みなし残業」がある仕事は存在します。労働組合を通じて残業代の支払いを企業に求めることもできますが、転職時に残業代がどのように・どれくらい支払われるか確認をしておくことが最大のリスクヘッジです。
え？もう飲んでるの？定時上がりの人は意外に多いと気付く
営業など外回りの仕事をしている人であれば、平日の17時過ぎに天神や博多駅周辺で、帰宅途中の人や飲み会を楽しんでいる人を見かけることがあるでしょう。「え？もう飲んでるの？」と驚くと共に、「自分は夜遅くまで働いているのに、定時で帰れる人は良いなあ…」と自分と比べてしまい、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。
必見！残業なしの仕事を探すための3つのポイント
１．求人サイトで「残業なし」と記載のある仕事を探す
残業なしの仕事を探す一番簡単な方法は、求人サイトで仕事を探す時に「残業なし」と明記された仕事を選ぶことです。企業も決して嘘を書くことはできませんので、信頼性の高い情報として必ずチェックしておくことをお勧めします。また、面接の際に残業の有無について改めて確認しておくと、より安心です。
２．残業が少ない業種や職種を選ぶ
ある程度、業種や職種によって、残業が多いのか少ないのか見分けることができます。例えば、営業や販売は残業が多めの仕事であり、お客様の都合や繁忙期・閑散期などの要因で終業時間がバラバラになりがちです。一方で、事務などバックオフィス系の仕事や、ラインの稼働時間が決まっている工場の仕事は、残業が少ないという特徴があります。ただし、残業が少ないことが理由で年収が下がるケースもありますので、しっかりと比較・検討をした上で転職先を決めることが大切です。
３．大手企業や外資系企業の求人を探す
上場企業や大手企業では、社員やアルバイトの勤務状況を厳しくチェックしており、一切の残業を認めていない企業もあります。（労働基準監督署が厳しく目を光らせていることも1つの要因です。）また、外資系企業は、日系企業と比較して、残業を嫌う企業文化やプライベートな時間を大切にする文化が根付いているため、残業を求められることはほとんどありません。
残業なしの仕事のデメリットも知っておこう！
「残業なし＝みなし残業」の可能性がある
「残業なし」と記載されている求人であっても、「みなし残業」のあるケースがあります。「みなし残業」とは、実際の残業の有無に関わらず、基本給の中に残業代が含まれるという制度であり、営業・販売・研究・デザインの仕事など正確な労働時間を把握することが難しい仕事に適用されることが多い制度です。求人サイトでは「みなし残業」の有無まで記載されていることは少ないため、面接の際に必ずチェックしておくようにしましょう。
残業代が支払われないため、転職によって年収が下がることがある
残業がないということは、残業代が支払われないということであり、残業が多い仕事から残業のない仕事に転職すると、年収が下がるケースがあるため、年収を重視する人は注意が必要です。とても悩ましいところですが、年収・労働時間（残業時間）・プライベートな時間の3つを総合的に比較して、自分が特に重視したいポイントを定めた上で、転職先や仕事内容を決めることが大切です。
自分のペースで仕事ができず、ストレスを感じることも
積極的に残業を減らす取り組みを行っている企業では、同時に、勤務時間中の業務効率化を強く進めているため、自分のペースで仕事がしづらくなってしまうというストレスを感じることがあります。本質的に仕事の量が減れば良いのですが、なかなかそういう訳にもいかず、結局、自主的に家に仕事を持ち帰ったり早朝出勤をしたりする人も居るようです。